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ガラパゴス諸島唯一の街プエルトアヨラと魚市場
ガラパゴス諸島の中心に浮かぶサンタクルス島の南側の港に面しているのがプエルトアヨラです。人口1万人にも及ぶガラパゴス諸島唯一の街と言えるでしょう。その街の港に面した場所に魚市場があります。野生動物の楽園であるガラパゴス諸島周辺では様々な海の幸も取れます。それらが魚市場に並びます。それを求めて市場に来るのは人間ばかりではありません。
(※ガラパゴス諸島では厳格に生態系が守られ、離島ではナチュラリスト同行で勝手に動物にも近づけませんが、プエルトアヨラの町中だけは、人間と動物の関係が交錯した日常が展開されています。)
ガラパゴスカッショクペリカンと魚市場
ガラパゴスカッショクペリカンは比較的小さなペリカンで本来は海に飛び込んで狩りをする種でもありますが、プエルトアヨラのカッショクペリカン達は楽をする方法を覚えてしまったようです。
市場で仕込みをする職人たちの後ろには既に行列が・・・。大きな魚を狙う別の動物の後ろ姿も・・・。
営業が始まると自然に行列が出来ます。
先頭を争うペリカン達ですが、割り込み!?する大物が・・・。
この先頭に並んでいた動物はガラパゴスアシカ。市場で眠る個体の目撃例もあり、ポールポジション(カーレーススタートの先頭位置)は譲りません。
下には下がいました、ウミイグアナはペリカン達のさらに後ろでおこぼれを待ちます。
今日の主人公カッショクペリカンは、プエルトアヨラの教会の祭壇上部のステンドグラスにも描かれ、町の人々に愛されています。
ガラパゴス諸島の動物たちの動画もお楽しみください!