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大自然の絶景広がる、世界最大級ソグネフィヨルド(ノルウェー)

2024 12/13
目次

フィヨルドとは

世界最大級のソグネフィヨルド(撮影:ユーラシア旅行社)

フィヨルドとは、氷河が自らの重みで動き、気が遠くなるような長い歳月をかけて削り取ったU字型になった谷に海水が入り込んだ入り江のことです。U字型渓谷に海水が侵入したのは、氷河期の終わり頃に谷を埋めていた氷河が解け、海面が上昇し、海水が入り込みました。まるで斧で切りつけたような断崖絶壁が特徴のフィヨルドに大型客船も入ることができるため、大型のクルーズ船に乗船して、そびえる断崖絶壁や滝、緑豊かな山々などの美しい景観を楽しむことができます。

ソグネフィヨルドへの場所・行き方・アクセス

フロム鉄道(撮影:ユーラシア旅行社)

世界最大級のソグネフィヨルドは、ノルウェーの西海岸から200km以上内陸へと伸びています。その長さと深さは世界トップクラス!ソグネフィヨルドの観光は、西海岸の町グドヴァンゲンと海から東の内陸部にある町フロムを結ぶルートをクルーズ船で航走することが多く、なかでもフロム発のクルーズが多くみられます。

オスロ→フロム
ノルウェーの首都オスロのバスターミナルからフロム行きのバスが運行しています。バス移動での所要時間は約6〜7時間です。
移動中の景色をより楽しめる鉄道での移動もおすすめです。オスロ中央駅(Oslo S)からベルゲン鉄道(Bergen Railway)に乗り、ミュルダール(Myrdal)でフロム鉄道(Flåmsbana)に乗り換えます。フロム鉄道は、世界でも屈指の美しい鉄道ルートとして知られており、フロム村(Flåm)までの20kmの鉄道旅では絶景を楽しむことができます。所要時間は約7時間です。

ベルゲン→フロム
ベルゲンからベルゲン鉄道を利用し、ミュルダール経由でフロム鉄道に乗り換えることができます。また、ベルゲンからフロムまでのバスも運行しており、直通バスで行くことができます。所要時間は3~4時間です。

ソグネフィヨルドクルーズの魅力

ソグネフィヨルド(撮影:ユーラシア旅行社)

ソグネフィヨルドは、全長204km、最大水深1308mを誇り、そのスケールは圧巻です。フィヨルドの両側にそびえる険しい崖や、季節ごとに変わる美しい景観は、一見の価値があります。特に、ナーロイフィヨルド(Nærøyfjord)はユネスコの世界遺産にも登録されており、その狭く深い峡谷は訪れる人々を魅了します。

  • 壮麗な滝:クルーズの途中には、いくつもの美しい滝を間近で見ることもできます。これらの滝は、山から勢いよく流れ落ち、フィヨルドに注ぎ込む様子が壮観で、その迫力に圧倒されることでしょう。
  • 野生動物:まれにアザラシ、イルカ、鷲などの野生動物を見ることもできます。これらの生き物たちが自然のままに生活している姿を間近で観察することは、都市生活では味わえない貴重な体験です。
  • クルーズの過ごし方:クルーズは、日常の喧騒から離れてリラックスする絶好の機会でもあります。船上にはカフェやレストランもあり、軽食や飲み物を楽しみながらゆったりとしたひとときを過ごすことができます。

ソグネフィヨルドの楽しみ方、おすすめ観光

フロム

フロムに入港するクルーズ船(撮影:ユーラシア旅行社)

ソグネフィヨルド付近には、「ノルウェーの宝石」と称されるような魅力的な村が点在しています。
それらのなかでも村名を冠する鉄道でも有名な<フロム>という小さな村には、風光明媚な港や伝統的な木造家屋が建ち並んでいます。歩いて探索すると、地元の文化や生活を垣間見ることができます。フロムの建築は、ノルウェーの伝統的な木造建築の特徴を示しており、屋根の両端が垂直に切り立っている切妻屋根、白や赤などの明るい色で塗装された木造家屋、植物のモチーフや伝統的な文様が使われた装飾的な彫刻が特徴です。フロムは、新鮮なシーフードが豊富な地域でもあり、ローカルレストランで、ノルウェー産のサーモンや鱈などの料理を楽しむことができます。

スティーガステイン展望台

展望台からフィヨルドも望めます(撮影:ユーラシア旅行社)

魅力的なソグネフィヨルドの中でも、特に見逃せない観光スポットが「スティーガステイン展望台(Stegastein Viewpoint)」です。フロム村から車で約3時間、標高650mに位置する展望台は、フィヨルドのパノラマビューを楽しむことができる絶好の場所です。展望台はフィヨルドの上空に突き出た形で設置されており、まるで空中に浮かんでいるかのような感覚を味わえます。

スティーガステイン展望台(撮影:ユーラシア旅行社)

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