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人生で一度は訪れたい!二つの国に跨るイグアスの滝

2024 7/18
目次

世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝

ブラジル側から見たイグアスの滝(撮影:ユーラシア旅行社)

イグアスの滝は、南アメリカ大陸のアルゼンチンとブラジルに跨る、世界で最も壮観な滝の1つです。滝の名前イグアスとは、地元の言葉で「大きな水」を意味し、その名の通り、圧倒的な水量と力強さを誇っています。イグアスの滝は約275もの大小の滝からなり、その中で最も有名な滝はアルゼンチン側にある「悪魔ののど笛」と呼ばれる滝です。多数の滝が一か所に集結して流れ落ち、滝つぼから跳ね上がった水しぶきが霧のように目の前を覆い、幻想的な雰囲気を生み出します。そして、水しぶきが太陽の光に反射して虹があらわれたときは、まさに自然が生み出す魔法のように感じさせられます。

イグアスの滝周辺には多くの動物たちが生息(撮影:ユーラシア旅行社)

この地域は豊かな生態系でも知られており、滝の周囲には熱帯雨林が広がっています。日本では見ることができない多くの珍しい植物や動物が生息し、訪れる人々にとっても魅力的な探検の場となっています。イグアスの滝は、人々を圧倒する光景があるだけではなく、滝近辺の自然が動植物たちの楽園になっているということもあり、世界遺産に認定され、国内だけでなく世界中から自然愛好家や観光客が訪れ、不動の人気観光スポットになっています。

イグアスの滝への行き方

日本からは、空路で北米経由もしくは中近東やヨーロッパ経由で、地球の裏側まで移動します。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスやブラジルの首都サンパウロからイグアスの滝へ向かうための交通手段は、空路でイグアス国際空港へ向かうことをお勧めします。イグアス国際空港着後は、バスやタクシーなどの移動手段にてイグアスの滝(ブラジルまたはアルゼンチン)へと向かいます。

イグアスの滝観光の準備

ブラジル側展望台(撮影:ユーラシア旅行社)

滝の鑑賞中、圧倒的な滝から流れ落ちる水量と風向きによる水しぶきでびしょぬれになることがあります。大粒の雨+強風の日と同程度の水を浴びることをイメージしていただき、全身を覆えて水しぶきをしのげるレインウェアを持参することをお勧めします。完全防備のレインウェアではなく、濡れてもよいという方は水着の上に衣服を着用またはポンチョ程度のカッパを着用するとよいでしょう。万が一、濡れてしまったとしても速乾性がある衣服や履物だと安心です。時期にもよりますが、からっとしたブラジルの温暖な気候の日には、びしょぬれになったとしても、そのあと数十分経過すれば自然と乾きます。ブラジル側もアルゼンチン側も遊歩道がしっかり整備されていますので、サンダルでも大丈夫ですが、長い距離を歩きますのでビーチサンダルより歩きやすさを兼ね備えるバックストラップのあるサンダルがおすすめです。

ブラジル側&アルゼンチン側で見るイグアスの滝

ブラジル側のイグアスの滝

巨大瀑布に出現した虹(撮影:ユーラシア旅行社)

滝壺から立ちのぼる水しぶきによって生まれた虹を見られる可能性があるほか、滝周辺に広がる熱帯雨林のなかを歩く遊歩道と数々の展望台では、地球の息吹を感じながら、自然の芸術作品ともいえる景色を一望することができます。

滝壺から跳ね上がる水しぶき(撮影:ユーラシア旅行社)

アルゼンチン側のイグアスの滝

アッパートレイルからの眺め(撮影:ユーラシア旅行社)

アルゼンチン側の遊歩道には複数の展望台やルートが整備されており、個人の体力や時間にあわせたルートを選択することができます。なかには滝が流れ落ちる場所近くを歩くルートもあり、近い距離から滝の迫力を体感することができます。地に轟く滝の力強さや水の量の多さを視覚だけではなく聴覚からも実感でき、息をはっと飲む情景が目の前に広がること間違いなしです。また、イグアスの滝観光のハイライトともいえる「悪魔ののど笛」をみる展望台に行くこともお忘れなく。

悪魔ののど笛(撮影:ユーラシア旅行社)

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