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一度は食べてみたい!ルーマニアの絶品郷土料理5選

2024 7/25
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ルーマニアとは

黒海の西に位置するルーマニアの面積は約23.8万平方キロメートル(本州とほぼ同じ大きさ)、人口は約2200万人。普段から民族衣装をまとい、農林業と羊を主体とした牧畜による伝統的な生活を今でも続けている「マラムレシュ地方」、世界遺産に登録されている5つの修道院群が残る「モルドヴァ・ブコヴィナ地方」、中世の面影を残す街並みが見られる「トランシルヴァニア地方」、温暖な気候でリゾート地としても有名な「ドブロジャ地方」、首都ブカレストのある「ワラキア地方」と、大きく5つの地域に分類されます。

日本人の味覚にも合う、ルーマニアの郷土料理

ルーマニア料理は牛、豚、羊肉をアレンジした肉料理をはじめ、チョルバ(スープ)、ブルンザ(チーズ)など種類豊富にあります。地元の新鮮な食材を活かした伝統料理が多く、化学肥料を使っていないこと、東ヨーロッパの豊かな歴史と多様な文化の影響を受けており、風味豊かな料理であることが特徴。一見シンプルでいて独特な絶品伝統スイーツもあります。

サルマーレ

葡萄の葉包みのサルマーレ(撮影:ユーラシア旅行社)

サルマーレとは、肉や米をキャベツの葉やブドウの葉で包んだ料理。日本でいうロールキャベツに似ています。サワークリームと一緒に煮込むので酸味の効いた味が特徴で、見た目より手間のかかる料理の為、特別な日に提供されることが多い一品。

ママリガ

付け合わせのママリガ(撮影:ユーラシア旅行社)

ルーマニアの代表的な主食の一つで、主にモルドヴァ地方の家庭でよく作られ、親しまれている郷土料理。トウモロコシの粉に牛乳とバターを練りこみ、煮込んで作られます。サルマーレや肉料理の付け合わせとして食します。日本人にとっては馴染みが少なく、最初は不思議な触感に感じられるかもしれません。

ミティティ

牛肉や豚肉、羊肉のひき肉にニンニクや黒コショウなどの香辛料を加えて円筒の形にし、焼いて作られる料理。家庭だけではなく、天気の良い日は屋外でBBQ料理としてよく作られる料理でもあります。香辛料が使われているため、シンプルな味の中に程よい香りを楽しむことができる一品。

パパナッシュ

パパナッシュ(撮影:ユーラシア旅行社)

ルーマニアの定番デザート。生地にチーズを練りこみ、ふわふわに揚げたドーナツ。外はサクサク、中はもちもちの触感でアツアツのドーナツに冷たいサワークリームとジャムと一緒に食べるのがオススメ!

クラティテ

クラティテとはルーマニア版クレープのこと。薄くて柔らかい生地に様々な具材を包んで提供されます。ルーマニアではクラティテは家庭でよく作られるデザートでシンプルながらも様々な味のヴァリエーションがあります。

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