セドナとは、なぜパワースポットなのか
アメリカ南西部、アリゾナ州の中央部に位置するセドナ。太古の地殻変動によって創造された奇岩地帯が佇み、中世から先住民たちを岩を利用して暮らし、聖地として崇めて来ました。セドナを語る時に欠かせない言葉が”ボルテックス”です。元々「渦巻き」を意味し、セドナが持つ強固なエネルギーが渦巻くように生まれる事から、セドナ各所のパワースポットがボルテックスという名前で呼ばれるようになりました。セドナにはボルテックスが数多く存在し、明確な科学的根拠はないものの、世界一とも呼ばれるパワースポットとして多くの旅人を惹きつけています。
セドナへの行き方、アクセス
セドナは空港があるアリゾナ州最大の都市フェニックスから北に約200km、同州北部の世界的観光地グランドキャニオンから南に約160kmに位置しています。基本的に車かバスで向かう事になります。
セドナのおすすめ観光、四大ボルテックス巡りへ
エアポート・メサ
4大ボルテックスの中でも街の中心に位置するエアポート・メサはアクセスが最もよく、セドナを訪れたら誰しもが訪れる場所です。小さな山の上にある展望台まで約10分間の上りです。展望台からは、大地からの力を感じながら、セドナの街やサンダーマウンテン(冒頭の写真)を見渡す事が出来ます。
カテドラル ロック(ホーリークロスチャペルより望む)
セドナの南側に聳える巨岩は、その姿が大聖堂を彷彿させることから、「カテドラル・ロック」と呼ばれるボルテックス。街から離れていて登るのも容易ではありませんが、ホーリークロスチャペルから遠望する事ができます。
ホーリークロスチャペルは、フランク・ロイド・ライトの弟子でもあるマーガレット・シュタウドに寄って築かれ、セドナのレッドロックに溶け込むかのような佇まいが印象的です。
レッドロック・クロッシング
カテドラル・ロックの裏側にオーク・クリークという小さな川が流れています。その川越しに眺めるカテドラル・ロックの姿も絶景です。朝夕瞑想している人も見られるパワースポットです。
ベルロック＆コートハウス
セドナの一番南側に位置するベル・ロック。フェニックスに向かう道路近くに位置しており、その名前の由来ともなったベル状の形状は印象的です。上方へ上る運気がみなぎっているパワースポットの一つです。時間が許せば、周囲で瞑想体験、さらに上る事も可能です。
ベル・ロックの隣に聳える巨大な岩は”コートハウス”と呼ばれています。コート＝裁判所のような佇まいから付けられた名前でこちらもパワースポットとして名高います。
ボイントン キャニオン
セドナの街の北側の山中に佇むのがボイントン・キャニオンです。山に囲まれてアクセスが悪く、遠くからも見通せない為、四大ボルテクスの中でも知名度が低いですが、大地にみなぎるパワーは最大級と言われ、安産祈願に訪れる人も少なくありません。
