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現代の仮面舞踏会、ヴェネツィアのカーニバル(イタリア)

2023 2/03
目次

ヴェネツィアのカーニバルとは

ヴェネツィアのカーニバルにて(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴェネツィアのカーニバルはイタリアでも最も長く続くお祭りの一つで、その起源は1162年、都市国家ヴェネツィアが戦勝した事を街の中心サンマルコ広場で祝った事に遡ります。その後は戦勝時の単発のイベントとキリスト教の伝統的な祭事であるカーニバルが融合していきました。様々なカーニバルの祝いがある中で、ヴェネツィアでは仮面を付ける風習が確立して行きます。貴族たちが身分を隠して無礼講で楽しむ為に始まった風習とも言われますが、文字通り仮面舞踏会の世界です。
1797年、当時の神聖ローマ帝国皇帝によってカーニバル並びに仮面が禁じられた時を始め、何度か中断を余儀なくされた時期もありましたが、1979年にイタリア政府が公式的に復活を告げて以降、イタリアを代表する祭事の一つ、世界的にも有名な三大カーニバルの一つとしても知られ、大いに盛り上がっています。

ヴェネツィアのカーニバルにて(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴェネツィアのカーニバルの仮面の由来、歴史

ヴェネツィアのカーニバルの仮面ショップ(撮影:ユーラシア旅行社)

今ではヴェネツィアのカーニバルの象徴でもある仮面は、13世紀頃に誕生しました。貴族たちが仮面を使う事で身分や素性を隠し、大いに羽目を外していたとも言われています。あまりに好き放題にやり過ぎた為、行政が仮面を禁じた事も、何度もありました。それでも仮面人気は根強く生き残り、1979年にヴェネツィアのカーニバルが完全復活してからは、お祭りのシンボル、そしてお祭り以外の時期でも都市ヴェネツィアのシンボルの一つとして、その存在は際立っています。

ヴェネツィアのカーニバルの仮面露店(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴェネツィアのカーニバルと言えば天狗のような鼻の先が長く伸びた白い仮面をイメージする方もいるかもしれません。この仮面は元々はペスト患者を診る医者が防疫のために付けていた仮面ですが、特に現代に入ってからカーニバルの仮装として人気を博すようになり、トレードマークの一つになっています。

ペスト医者の仮面を付けた男たち(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴェネツィアのカーニバルの開催日は?

ヴェネツィアのカーニバルは、復活祭の40日前に訪れる懺悔の火曜日が毎年最終日になります。復活祭は年によって開催日が変動しますので、カーニバルも合わせて毎年開催日が変動します。ヴェネツィアのカーニバルは例年2-3週間開かれます。2023年は2月4日から2月21日まで、2024年以降は開始日は決まっていませんが、最終日は以下の通りです。

2023年:2月4日から2月21日まで
2024年:1月下旬?から2月13日まで
2025年:2月中旬?から3月4日まで
2026年:1月末?から2月17日まで

ヴェネツィアのカーニバルの名所、見学場所

カフェフローリアン前にて(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴェネツィアのカーニバル期間中は街中がお祭り会場です。街を巡れば、仮装した人々に普通に出会う事ができます。しかしそんなヴェネツィアの中でも本格的な仮装した人が集まっている事が多い場所として知られているのがサンマルコ広場に面した由緒あるカフェ・フローリアンとドゥカーレ宮殿の裏にあるホテル・ダニエリです。建物自体も趣きあるので、本格仮装の人が入るとまるでタイムスリップしたかのような気分を味わえるかもしれません。

ダニエリホテルにて(撮影:ユーラシア旅行社)

一方で穴場とも言えるのが、サンマルコ広場の向かいに浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ島です。サンマルコ広場からはヴァポレット(水上バス)で渡る事ができます。サンマルコと比べて人が少ない割には仮装している人が出現する可能性は高いとか!?

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島にて(撮影:ユーラシア旅行社)

干潟とサンマルコ広場の鐘楼やドゥカーレ宮殿をバックに絵になりますね。和風の服装に仮面も乙の物です。

サン・ジョルジョ・マッジョーレ島にて(撮影:ユーラシア旅行社)

ちなみにサン・ジョルジョ・マッジョーレ島で仮に仮装した人に出会えなくても、建築の鬼才パッラーディオが手掛けたファサードとティツィアーノの傑作『最後の晩餐』がある島と同名のサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を見る価値があります。鐘楼に上れば、ヴェネツィア本当のパノラマも見る事が出来ます。

ヴェネツィアの街中にて(撮影:ユーラシア旅行社)

小路が入り組んだ迷宮のような都市ヴェネツィアのちょっとしたカンポ(広場)でも見事な仮装に出会える事があります。

ヴァポレット(水上バス)でも(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴァポレット(水中バス)に乗って出会う事も・・・

少し変わった仮装も(撮影:ユーラシア旅行社)

中には変わった仮装の方もいます・・・。

ヴェネツィアのカーニバルに参加するには

ヴェネツィアのカーニバルは、世界中の人に開かれたお祭りです。数ユーロで買える簡単なマスクから数百ユーロする本格的な仮面や洋服など、ご自身の好みで選んで参加する事が出来ます。

フェイスペイント(撮影:ユーラシア旅行社)

仮面の替わりにフェイスペイントで参加する事も可能です。

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