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寺・坂・映画のまち尾道(広島県)

2022 5/16
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尾道とは

広島県の南東部に位置し瀬戸内海に面する町で、「しまなみ海道」や「ONOMICHI U2」などサイクリストの町として国内外から注目されるほか、「寺のまち」、「坂のまち」、「映画のまち」ともよばれ千光寺や尾道本通り商店街、猫の細道など歴史あるレトロな町並みを味わえる場所となっています。

尾道水道(撮影:ユーラシア旅行社)

尾道への行き方・アクセス方法

・広島市からのアクセス方法
(車):山陽自動車道を利用して約1時間で到着。
(公共交通機関):新幹線だと「新尾道駅」に約40分で到着。在来線だと「尾道駅」に約1時間30分で到着。
・東京からのアクセス方法
(公共交通機関):東京駅から新幹線「のぞみ号」で約3時間40分で福山駅に到着。そこからJR山陽本線で約20分で尾道駅に到着。

尾道の見どころ

西國寺

西國寺 仁王門の大わらぞうり(撮影:ユーラシア旅行社)

729年から748年の天平年間、行基の創建と伝えられています。他の寺とは違い特徴的なのが門に巨大な草履がかかっていることです。この巨大草履は約2メートルもあり、「仁王様のように丈夫なあしになるように」と健脚祈願としてかけられています。尾道に来たら西國寺に訪れて足の健康と旅の安全を祈願してから観光に行きましょう。

千光寺

千光寺 舞台づくりの本堂(撮影:ユーラシア旅行社)

806年に創建され大宝山の中腹に位置しています。境内からは尾道の市街地と瀬戸内海の島々などが一望できます。京都の清水寺と同じ舞台造りの本堂は俗に赤堂と言われ建物は美しい朱色をしています。

宝玉伝説が伝わる千光寺(撮影:ユーラシア旅行社)

千光寺のシンボル的存在になっているのが「玉の岩」または「鳥帽子岩」です。この岩のてっぺんには昔、はるか遠くを照らす’’宝玉’’があったと伝えられています。現在は、宝玉を再現したものが置かれており夜になると光が灯るようになっています。

文学のこみちの碑(撮影:ユーラシア旅行社)

千光寺ロープウェイ山頂駅を降りると木々に覆わ荒れた全長約1キロの遊歩道があります。「文学のこみち」と呼ばれ、ここには尾道ゆかりの作家の詩が石に刻まれています。散策しながら見下ろす尾道市街地、尾道水道は絶景です。

艮神社

アニメの聖地としても有名な艮神社(撮影:ユーラシア旅行社)

千光寺ロープウェイ山麓駅からすぐのところにある艮(うしとら)神社は尾道では一番古く、また映画「時をかける少女」のロケ地としても有名な場所です。境内には県の天然記念物に指定され樹齢900年と言われる大楠があります。映画で見覚えがあるという方も多いのでは。

猫の細道

猫好き必見!猫の細道(撮影:ユーラシア旅行社)

猫の細道は艮神社の東側から天寧寺三重塔にかけて続く約200mの細い路地で尾道在住の作家の園山春二さんが生み出した福石猫を1998年よりこの路地に置き始めたことで猫の細道と呼ばれるようになりました。

浄土寺

国の重要文化財に指定されている浄土寺山門(撮影:ユーラシア旅行社)

中国地方屈指の古刹で聖徳太子が創建したと伝えられています。尾道の里人、尾道の繁栄を鎌倉時代末より約700年見守ってきており、本堂、多宝塔は国宝、山門、阿弥陀堂は国の重要文化財、境内一帯は国指定文化財に指定されています。

尾道のグルメ

尾道ラーメン(C)Hykw-a4(CC BY-SA 3.0)

尾道のグルメと言えば尾道ラーメン。尾道ラーメンとは尾道市を発祥とした広島県東部に広がるラーメンスタイルです。鶏ガラで取ったダシと瀬戸内の小魚からとったダシに醤油を合わせたスープをベースとし、表面に浮く背脂のミンチがこってり感を加えています。麺は平打ち麺がオーソドックスです。

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