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奥会津の秘境列車、絶景JR只見線(福島県)

2023 9/04
目次

只見線とは

第一只見川橋梁(撮影:ユーラシア旅行社)

福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を東西に結ぶ約135kmの地方路線である只見線。震災の後に見舞われた2011年の豪雨により不通になってしまった只見線ですが、人々の想いと努力により、2022年10月に再び全線開通しました。地元の人の足として活躍する傍らで、近年只見線が走る奥会津の自然に対する注目度も上がり、多くの旅人を奥会津に招く足掛かりにもなっています。

只見線の車両と会津川口駅(撮影:ユーラシア旅行社)

只見線の地図

会津若松から小出まで全線乗車した場合は約4時間半の時間を要する為、時間に限りがある場合は、ハイライトである会津川口-会津柳津の区間の乗車がお勧めです。列車は地元の方も観光客も利用しており、特に観光客が多い週末は比較的混みあっています。SNSを通じて外国でも知られており、今後も目が離せない旬の列車です。

只見線の路線図(公式ポータルサイトより引用)

外から楽しむ只見線

第一只見川橋梁のビューポイント

第一只見川橋梁のビューポイント(撮影:ユーラシア旅行社)

只見線と言えば、やはりこの光景を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。会津西方駅と会津檜原駅の間に位置する第一只見橋梁は、今や日本を代表する絶景の一つとして知られています。道の駅尾瀬街道みしまから徒歩で簡単にビューポイントに出られます。展望ポイントはB,C,Dの三ヶ所あります。少々上りますが、橋全体が捉えられるCポイント、或いは只見川第二橋梁も見渡すことができるDポイントの訪問がおすすめです。

 秋の只見川第一橋梁(c)Koichi_Hayakawa(CC BY 4.0)

只見線は、奥会津の豊かな自然に抱かれ、時期に応じて様々な絶景を生み出します。新緑、紅葉、雪景色などを追い求めて足繫く通うリピーターも少なくありません。

冬の只見川第一橋梁(c)MaedaAkihiko(CC BY 4.0)

大志集落

大志集落(撮影:ユーラシア旅行社)

会津川口駅にもほど近い大志集落は、河岸にせり出した土地の上に位置しており、古民家が並ぶ様は、第一只見川橋梁と合わせて只見線を代表する絶景スポットです。時間があえば、かねやまふれあい広場から線路と列車越しに集落の撮影に挑戦してみるのも良いでしょう。

中から楽しむ只見線

橋梁から只見川を望む

第一只見川橋梁よりビューポイント方面を望む(撮影:ユーラシア旅行社)

外からの撮影と合わせて外せない只見線乗車。指定席はありませんので、乗車券を買えばすぐ乗れます。みどころは、各橋梁を渡る時に見える只見川の景色です。その時々によりますが、列車も橋を渡っている時に徐行してくれたりします。

第二只見川橋梁より上流方面を望む(撮影:ユーラシア旅行社)

のんびりしたふる里の風景を眺める

車窓より(撮影:ユーラシア旅行社)

只見線乗車動画

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