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大河アマゾン川の街、マナウス観光のみどころ(ブラジル)

2022 11/07
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マナウスとは?

マナウスの町並み(C)Gideão Soares(CC BY 3.0 BR)

アマゾナス州の州都であり、ブラジル北西部で最大の都市で、アマゾン上流1600kmの港が形作る町です。海抜が30〜40mの平坦なジャングルに囲まれている為、多様な生態系を育む要因の一つとなっており、年間平均気温は27〜30度と1年中暑い常夏の地域です。現在ブラジル第7番目の大都市で人口222万人です。アマゾナス州全体では約400万人です。面積は、日本の約4倍にも上り、人口の約8割は先住民と白人の混血です。

マナウスへの行き方、アクセス

日本からマナウスへの直行便はありませんので、アメリカやヨーロッパを経由し、ブラジルのサンパウロ、又はブラジリアやリオデジャネイロまで行き、そこから国内線で3〜4時間程飛び、マナウスのエドゥアルド・ゴメス国際空港へ到着します。

マナウスのおすすめ観光6選

アマゾン川

ネグロ川、ソリモンエス川合流点(C)Immelman284(CC BY-SA 3.0)

ネグロ川の様な支流を1100本も持ち、地球上の淡水の20%はこの大河にあります。源流はぺルーのアンデスで約2ヶ月かけてマナウスまで流れてきます。全長は、6516kmで世界第2位です。流域面積は、705km²で世界一を誇ります。河口の川幅は380kmもあり、日本列島が18個も入る大きさです。1523年フランシスコ・ピサロの部下オペリアーニがこの川を発見した当時、女性のインディオの部族に襲撃され、彼女達をギリシャ神話の戦争の女神「アマゾネス」に例え、それ以降この川は「アマゾン川」と呼ばれるようになりました。アマゾンを出発した雪解け水は、氷河の水や地下水を集めて一つの大きな流れ「アマゾン」となり大西洋に向かって蛇行を続けます。この内、この辺りでは、その水量の3分の2が蒸発し、再び雨となって地上に降り注ぐアマゾン流域のジャングルで地球上の3分の1の酸素が作られています。

ネグロ川、ソリモンエス川合流点

ネグロ川、ソリモンエス川合流点(撮影:ユーラシア旅行社)

真っ黒のネグロ川とカフェオレ色のソリモンエス川は、川の温度や水質、含まれている土の量等が異なることにより、2つの川は合流しても混じり合うことなく約15kmも続きます。その様は圧巻です。アマゾン河クルーズで訪れることができます。

ピラニア釣り

ピラニア釣り(撮影:ユーラシア旅行社)

アマゾンと言えばピラニアを想像する方も多いのではないでしょうか。広大過ぎる本流から少し支流に入ると、ピラニアの漁場がところどころにあります。木の枝や竹竿から肉を見ずにぶら下げると、比較的早めに釣れる場合が多いです。(あまり坊主=漁獲ゼロになった話は聞きません)

ピラニア釣りにて(撮影:ユーラシア旅行社)

アマゾンカワイルカウォッチング

アマゾンのカワイルカ(撮影:ユーラシア旅行社)

海のような巨大なアマゾン川には、イルカも生息しています。ピンクがかった色をしたアマゾンカワイルカです。特徴は鳥のくちばしのようにとがった口、そして可動性の高い胸ビレです。このイルカは淡水域にのみ生息しています。陸上から遠目に眺めたり、川に入って見るツアーもあります。(川に入ってもピラニアに襲われる事はありません。)

中央市場

マナウスの市場にて(撮影:ユーラシア旅行社)

マナウスの市民の台所の中央市場には、魚や肉、野菜、果物をはじめ民芸品等あらゆる物が揃っています。なかなか見ることの出来ないようなピラルクやナマズやブラジルサイズの野菜等珍しい物がところ狭しと並んでいて、日本とのスケールの大きさにも驚かされます。

見た事ない魚がたくさん並びます(撮影:ユーラシア旅行社)

アマゾナス劇場

アマゾナス劇場

マナウス市内の旧市街にある劇場で、19世紀末ゴム景気の財によりパリのオペラ座を模してイタリアのルネッサンス様式で建てられました。建築素材は、ドーム屋根のタイルをはじめ、イタリアやフランス、イギリス、ポルトガル等全てヨーロッパから輸入した絢爛豪華な調度品ばかりです。これ程までの贅を尽くした建築物を建てることで、このマナウスに当時のゴム景気が如何に巨万の富を齎したかが伺えます。5階建ての劇場内の客席数は681席で、オペラやジャズ等のフェスティバルが年間を通じて開催されています。

内部も豪華絢爛!(撮影:ユーラシア旅行社)

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