MENU

バロック×ハチミツ色×花の街 ノート (イタリア/シチリア)

2020 10/16
目次

ノートとは

ノート大聖堂(撮影:ユーラシア旅行社)

「文明の十字路」シチリア島の南東部に位置するノートは、石造りの壮麗なバロック様式の教会・宮殿・修道院の数々と区画整備された道で構成されたゆるやかな丘陵にある街。周辺の7つの街と共に「ヴァル・ディ・ノートの後期バロック様式の街々」として2002年に世界遺産に登録されました。バロックの建築物にはいずれもこの地域で産出されたはちみつ色の石が用いられ、陽の光に照らされた優美な装飾がシチリアの青い空の下に映えます。夕暮れ時はバラ色に、夜はライトアップされ、いつの時間でも私たちの目を楽しませてくれます。

ノートの場所は

ノートは、シチリア島の南東、シラクーサの南約38km、車で約40分の場所に位置しています。シチリア島東部で空港があるカターニアからは、南に約92km,車で約1時間となります。

ノートの見どころ・おすすめ5選

レアーレ門

レアーレ門(撮影:ユーラシア旅行社)

ノートに到着してまず初めに目にするレアーレ門は、街の東側の入口にある堂々とした構えをした門。1838年、ブルボン家の王フェルディナンド2世を記念して建てられました。アントニオ・カノーヴァの弟子、ナポリの建築家オラッツィオ・アンジェリーニの設計です。ノートの観光はこの門からスタートします。

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(撮影:ユーラシア旅行社)

レアーレ門をくぐれば、目の前にまっすぐ延びているのがノートのメインストリートであるヴィットリオ・エマヌエーレ通り。長さは約550m。この通りから横に延びる道はどれも坂道で、この街が丘の斜面を利用して造られたことがよくわかります。
この通りの名前は、1860年にイタリアをほぼ統一し、翌年に即位したイタリア初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世から付けられています。彼の名はパレルモの通りやミラノのショッピング街、ローマの記念堂など各地で使われており、イタリアの人々にとって非常に重要な人物です。

ノート大聖堂

ノート大聖堂(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り沿いに、1776年建造のノート大聖堂があります。1996年に天井が崩落し、2007年に修復工事を終えました。大聖堂前の広場や大階段には、観光客から市民のひとたちがよく集まっておしゃべりをしていて、賑わいが感じられる場所です。

バロック装飾のバルコニー

ノートという街は、もともとは内陸に数キロ離れた場所にありましたが、17世紀末の大地震で街ごと倒壊し、当時の人々は別の場所にノートの街を一から建て直すことに決め、地盤のしっかりした現在の場所へ丸ごと引っ越しました。再建当時、ヨーロッパはバロック建築全盛期だったため、街の主要な建物はバロック様式で華々しく飾られることになりました。
ノートを代表するバロック装飾といえば、ニコラーチ通りの名前になったニコラーチ・ヴィッラドラータ館のバルコニーです。バルコニー下の人魚や怪物を模したユニークかつグロテスクな彫刻が非常に有名です。

カフェシチリア(Caffe` Sicilia)

カフェ・シチリア(撮影:ユーラシア旅行社)

ヴィットリオ・エマヌエーレ通りを進んでいくと、「カフェ・シチリア」があります。ここはヨーロッパでも有名な18世紀後半より続く老舗カフェ。各地からわざわざここを目当てに訪れる人もいるほど。街歩きの休憩に立ち寄りたいですね。お土産用のトロンチーノ(ヌガー)もありますが、ここならではの味が人気のカッサータジェラートアーモンドジュースもぜひお試しあれ。

花祭り(花絨毯、インフィオラータ)

バロック様式の建物が並ぶコラード・ニコラーチ通りでは、毎年5月の第3週末に花祭りが開催されます。生花の花びらを用いて石畳の道路を埋め尽くして描かれる花絨毯(インフィオラータ)は圧巻。世界各地から観光客が訪れ、ノートの街が一年で一番活気づくイベントです。金曜日に制作が始まり、ハイライトは日曜日の夕方。花びらの絵柄は、毎年異なるテーマで描かれコンクール形式になっています。

イタリアを訪れるツアー・旅行はこちら

目次
閉じる