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巨岩・巨岩・巨岩の村モンサント(ポルトガル)

2020 9/30
目次

モンサントとは

撮影:ユーラシア旅行社

モンサントとは、「聖なる山」という意味。先史時代から、この辺りには人が住み始めていました。ローマ時代になると、山の麓に人が住み、高い場所である山上には、神殿が建てられ、13世紀のレコンキスタの最中には、城塞が築かれました。14世紀になると、花崗岩の巨岩自体を壁や屋根として利用し住居を建て始め、そこから現在見られるような住民と巨岩との共存スタイルの村ができました。15世紀にポルトガルが大航海時代にはいると、経済活動の中心は、内陸から海に近い場所へ移り、内陸部の村は発展から取り残されていきました。しかし、年月を経て、そのおかげで、現代においても中世時代の景観が残ったモンサントの村は、1938年に『ポルトガルで最もポルトガルらしい村』に選出され、ポルトガルを代表する観光地となりました。昔ながらの雰囲気が残るだけではなく、巨岩が家にのしかかっているように見えたり、家の中に岩が入り込んでいたりと、普通ではありえないようなモンサントならではの景色も魅力のひとつ。外部の人間には驚異的に思われる巨岩と共に生きてきた人々の暮らしがここにあり、圧倒される巨岩とは対比的なゆったりとした時間が流れています。

モンサントはどこ?

モンサント村は、緯度的には南北に延びるポルトガル国土のリスボンとポルトとの中間、スペインとの国境に近い西寄りに位置する村です。ポルトガルの西に面する隣国スペインとの国境まで、直線距離はわずか20km。首都リスボンからは、車で約3時間。第二の都市ポルトからは、車で約3時間15分かかります。公共交通機関で移動する場合は、どちらの都市からも電車とバスの利用が必要となり、かつ本数も少ないので、事前の下調べが必要になります。

モンサントのおすすめ3選

巨岩が目印?!ペティスコス・エ・グラニトス

巨岩の下の建物がレストランです!(撮影:ユーラシア旅行社)

ポルトガル語で「おつまみと花崗岩」を意味する店名のレストラン。このレストランが有名になった理由は、巨岩のレストランというところです。いまにも巨岩に押し潰されてしまいそうな屋根の上にハラハラしたり、どうやって巨岩の下に建物を造ったのだろう?それとも落ちてきたの?と思わされる不思議な光景。巨岩が建物になついて溶け込んでいるように見ると、なんだかクスッとしてしまいます。そのような外観に驚かされつつも、フォトジェニックな写真が撮れると近年話題になっています。もちろん、ここで食事をとればモンサントの思い出が、いっそう濃くなることでしょう。店名の通り、おつまみにピッタリなイワシのフライやタコのサラダ等の前菜盛り合わせに、ポルトガルの名物料理「パシュティシュ.デ.バカリャウ」(干し鱈のコロッケ)に舌鼓を打つこと間違いなし!

ペティスコス エ グラニトスの前菜盛り合わせ(撮影:ユーラシア旅行社)

豊穣の女神 マラフォナシュ

「マラフォナシュ」とは、布でできたのっぺらぼうの人形の名前です。この不思議な容貌の人形は、豊穣神の象徴で、子宝を願う新婚夫婦のベッドの下に置かれます。村のお土産屋には、一体一体丁寧に作られたお手製のマラフォナシュが並んでいます。素朴で可愛いらしい人形は、御利益はともかく、手製の暖かみと衣装の可愛らしさでお土産に人気です。

ひとつひとつ手作りの温かみがあるマラフォナシュ(撮影:ユーラシア旅行社)

ハラハラドキドキ探検気分で村散策

標高750mほどの小高い丘の上に広がった小さなモンサント村は、迷路のように細くクネクネした路地がいりくみ、そこを歩けば、ちょっとした探検気分になります。村の規模は小さく、小1時間もあればぐるっとまわれます。細い路地や石造りの家からトロールが飛び出してきそうな雰囲気があり、絵本の世界を歩いているような感覚にもなります。村散策でのお勧めスポットのひとつ、村のシンボル「ルカーノ塔」へ行ってみましょう。塔の上の銀の雄鶏は、1938年に『ポルトガルで最もポルトガルらしい村』に選出された際に寄贈された賞品です。その後、更に石畳の坂道を上へ上へと進み、丘の上のビューポイントへ。巨岩と共存してきたモンサント村を眼下に一望すれば、登ってきた疲れもふっとび、感動があふれてきます。

白い雄鶏が目印、ルカーノ塔(撮影:ユーラシア旅行社)
丘の上から見たモンサントの村(撮影:ユーラシア旅行社)

巨岩の村モンサントの映像

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