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歴史とエキゾチズムに満ちた都、イスタンブール(トルコ)

2021 1/15
目次

イスタンブールとは

アジアとヨーロッパを文字どおりに橋渡しする世界で唯一の都市、イスタンブール。街を囲む美しい海と静謐なモスク、賑やかなバザール、そして美味しい食事の数々。尽きせぬ魅力をもつこの街のことをよく知ろうと思ったら、ビザンティウム、コンスタンティノープル、イスタンブールと、支配する国が変わる中で名前を変えつつ繁栄してきた、二千数百年もの長い歴史を辿らなければなりません。京都などの歴史豊かな古都を誇る日本から見ても、統治する国が入れ替わりながら、なお中心的な都として栄え続けたイスタンブールは、大きな存在感をもつ都市といえるでしょう。

イスタンブールまでのアクセス

ヨーロッパとアジアをつなぐイスタンブール。その境界であるボスポラス海峡の両側にまたがって、イスタンブールの街は広がっています。

イスタンブール国際空港は中東を代表するハブ空港。2018 年 10 月 29 日から、イスタンブール中心部のヨーロッパ側、北西に約40km離れた場所にイスタンブール国際空港が開港しました(旧イスタンブール・アタチュルク国際空港は、旅客便の運航を終了しました)。ターキッシュエアラインズが羽田発の直行便を運行していて、羽田を深夜に出発し、イスタンブール国際空港へ朝に到着するので、仕事で忙しい方にも便利な時間帯です。直行便の所要時間は約13時間。他にも、ヨーロッパで乗り継ぐ方法やドバイなどの中東乗り継ぎで行く方法があります。
空港からホテルまでの移動は、主要エリアを網羅する空港バスや、タクシーが便利。また、2021年1月現在、街の中心部へとつなぐ地下鉄が建設中です。

イスタンブール観光の必見スポット5選

アヤ・ソフィア

アヤソフィア(撮影:ユーラシア旅行社)

イスタンブールの象徴であり、訪れるべき場所の筆頭なのがアヤ・ソフィア。6世紀、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の皇帝が大聖堂を建造し、千年もの長きに渡り、帝国の宗教的中心地であり続けました。その後、15世紀にオスマン帝国の支配下に入ると、大聖堂は改築を加えられ、以後五百年イスラム教のモスクとして使用されました。1935年になると政教分離のため無宗教の博物館となりましたが、2020年にトルコのエルドアン大統領の意向により、再びイスラム教のモスクとすることが発表されました。イスラム教のアラビア文字の装飾とキリスト教のイコン画が共存する、多文化共生の象徴ともいえるアヤ・ソフィアですが、いまなお歴史が動き続けていることを実感させるニュースでした。2020年8月からモスクとして完全に機能するようになってから入場無料で公開されるようになり、正式名称も「アヤソフィア イ ケビル ジャーミィ 」になりました。

スルタンアフメットモスク(ブルーモスク)

スルタンアフメットモスク(ブルーモスク)撮影:ユーラシア旅行社

17世紀、オスマン帝国のスルタンの命により、国の威信をかけて建造されたモスク。巨大なドームと、モスクを囲む6つの尖塔(ミナーレ)が特徴。アヤ・ソフィアとともにイスタンブールを象徴する建築物ですが、その魅力は威容を誇る外見だけではありません。その内部では、白と青を基調としたやわらかな色使いの緻密なタイル装飾を見ることができます。これを見るためにイスタンブールを何度も訪れる人がいるほどで、世界で最も美しいモスクと讃えられているのも納得させられます。

美しい内部装飾に目を奪われます(撮影:ユーラシア旅行社)

地下宮殿

不思議な雰囲気漂う地下空間(撮影:ユーラシア旅行社)

東ローマ帝国の都でもあったイスタンブール。古代ローマといえば優れた水道技術で有名ですが、その痕跡を見ることができるのが、旧市街の中央部にかかる水道橋と、この地下宮殿(バシリカ・シスタン)。石段を降りて地下に入ると、広い空間に300本以上もの大理石円柱が連なる幻想的な光景が広がっています。ここは、6世紀頃皇帝ユスティニアヌスの命により、貯水槽として建設されたもの。ブルーモスクより千年ほども前に作られたことを考えると、イスタンブールの歴史の深さに驚かされます。
ダン・ブラウンの小説が原作の映画『インフェルノ』や『007 ロシアより愛をこめて」の撮影舞台にもなった非日常の空間。イスタンブールの地下に広がる不思議な世界をぜひ体験してください。

グランドバザール

エキゾチックさ満点!(撮影:ユーラシア旅行社)

14世紀の大旅行家イブン・バットゥータの旅行記にも記述が残っている歴史ある市場。オスマントルコ時代に拡張され、18世紀に現在の形になりました。イスラム風の屋根の下、迷路のように入り組んだ通路に、数千もの店がひしめいています。イスタンブール市民とヨーロッパやアジアからの旅行客が混在して賑わうこのバザールは、まさに文明と人種の交差路を感じさせ、自分がどの時代のどこにいるのかわからなくなるような、不思議な空間です。

ボスポラスクルーズ

ボスポラス海峡クルーズ(撮影:ユーラシア旅行社)

「水の都」というとイタリアのヴェネツィアが頭に浮かびますが、イスタンブールも負けていません!アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡のクルーズは、イスタンブールの「水の都」としての魅力を満喫できるアクティビティとしておススメ。クルーズ船から旧市街を眺めると、美しい街並みの中に宮殿やモスクが点在する、地上からは見られなかった美しい光景を目にすることができます。

クルーズのルートはボスポラス海峡の南側、マルマラ海に面したエミノミュやカバタシュを出発し、そこからは北の黒海付近まで行くロングクルーズ(約6時間)と、途中で折り返すショートクルーズ(約1時間半)があります。運行会社により運行時間や出発地が異なるので、事前に確認しておきましょう。

おすすめホテル3選

今回紹介したアヤ・ソフィアやブルーモスクなどのイスタンブールを代表するスポットが高密度に集まるエリア、スルタンアフメット地区。イスタンブールの見所に徒歩でアクセスできる、贅沢な立地のおすすめホテルを3つ紹介します。

Sula Hagia Hotel

このエリアでは比較的珍しい、近代的なデザインの5つ星ホテルです。観光スポットだけでなく、トラムの駅にも徒歩約2分と至近。アヤソフィア、ブルーモスク、グランドバザールまでも徒歩圏。最高レベルの立地で、快適な滞在を楽しみながら、ホテルを起点にイスタンブールの街を縦横無尽に観光できます。

Seven Hills Hotel

ブルーモスクとアヤソフィアの中間という立地から、どちらのモスクまでも徒歩3分という、まさに最高な立地にあるホテル。家族経営のホテルながら、その設備は高水準の5つ星ホテルです。このホテルでぜひ体験してほしいのが、屋上のレストラン。ブルーモスクやアヤソフィアといったランドマークと、眼前に広がるマルマラ海を望むことができ、イスタンブールの魅力に360度包まれながら食事を楽しめます。

Four Seasons Hotel Istanbul at Sultanahmet

セブンヒルズホテルと通りを挟んだ向かいに建つのが、イスタンブールを代表する高級ホテル「フォーシーズンズホテル イスタンブール アット スルタンアフメット」。貫禄のある建物は、実はかつて本物の刑務所として使用されていたもの。1970年まで刑務所だったというから驚きです。そのような過去があるものの、好立地のロケーションを活かし、イスタンブールを代表する高級ホテルとして生まれ変わりました。コロナ禍で客足が遠のいたことを逆手にとってリノベーションをし、2021年春に営業再開予定です。

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