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近代建築博物館の街!ロッテルダムのおすすめ建築10選(オランダ)

2020 9/30
目次

ロッテルダムとは

ロッテルダムとは、南ホランド州に属するオランダ第二の都市かつヨーロッパ最大の港を有する港湾都市(1965~2003年の間、ニューヨークを抜いて世界第一の貿易量を誇るほど)。街の歴史は、12世紀に集落ができ、1328年に都市権を得て、16世紀には大西洋貿易の発展、19世紀には新水路を深削することで大型船が入港できるようになり急速な発展へと繋がり、アムステルダムに次ぐ第二の都市となりました。しかし、第二次世界大戦中の1940年にドイツ軍の爆撃によりロッテルダムの旧市街は壊滅。戦後、ロッテルダムは街の再建に近代都市としての再生の道を選択。こうして、ロッテルダムは、現在見られるような近代建築物が林立する街となりました。
*戦後、オランダの工業化計画の中で北海へと流れ込むニーウェ (新)・マース川河口が選ばれ、1958~69年にかけて河口南側に“ユーロポールト”(Europoort)臨海工業地帯が造られました。

ロッテルダムはどこ?

オランダの首都アムステルダム(北ホランド州)から北西へ車で約1時間(約50km)。鉄道移動の場合、アムステルダム中央駅からIC(インターシティ=在来線の特急)又はThalys(高速列車)利用で約40分。

ヨーロッパ最大の港を有する港湾都市ですが、中央駅や美術館などがある中心部は、北海に面する海岸線から約50km内陸に位置しています(むしろ実質的首都機能を有するオランダ第三の都市ハーグ中心地のほうが、北海に近い)。ロッテルダムの中心地にはニーウェ (新)・マース川が北海へと流れており、中心地から約25km離れた河口に“ユーロポールト”(Europoort)臨海工業地帯があります。

ロッテルダムのおすすめ建造物10選

キューブハウス

キューブハウス(撮影:ユーラシア旅行社)

サイコロ型住居が40軒つらなる集合住宅キューブハウス市街地において、安全な森のなかにある村に暮らすイメージで、1984年にオランダの建築家ピート・ブロムが設計。実際に一般の人が住んでいるため、内部の見学は不可(勝手に立ち入るのも不可)。また近隣で騒がしくしないように気を付けましょう。

ロッテルダム図書館とブラークタワー

ロッテルダム図書館とブラークタワー(撮影:ユーラシア旅行社)

黄色の太いパイプが外壁を這うようについている建物がロッテルダム図書館(1983年建造。愛称ガス工場)。このパイプは実用的なものではなく、装飾。内部のインテリアも目を見張るものがありますので、お時間があれば内部も見学してみてください。そして図書館の右となりに見える建物は、ブラークタワー(愛称エンピツ)。1945年に建造されたマンションで、この右横にキューブハウスがありますので、キューブハウスと一緒に見学することができますよ。

デ・ロッテルダムとkpnビル

(撮影:ユーラシア旅行社)

ロッテルダムの近代建築とエラスムス橋が、ワンフレームにおさまって撮影できる場所。デ・ロッテルダム(2013年建造。複合施設。通称:積み木)と奥に建つkpnビルが建つエラスムス橋の対岸(北側)からの撮影はお勧め!デ・ロッテルダムは、建物の半分から上がずれて、いまにもずれ落ちそう!というデザインに目がいきます。奥のkpnビル(2000年建造。オフィスビル。設計者は関西国際空港を設計したレンゾ・ピアノ)は、この角度からですとわかりずらいのですが、ビルの真ん中に見える巨大な白い柱がいまにも倒れそうなkpnビル(角度6度に前傾)を支えているように見えることが特徴の建造物なので、是非、違う角度で見に行ってみてください。また1996年建造のエラスムス橋は、ロッテルダムの北と南をつなぐ全長808m、40本の鋼鉄ワイヤーで吊られている斜張橋。下を流れる川は、ニーウェ (新)・マース川。ロッテルダムのシンボル的建造物です。

ロッテルダム応用科学大学

(撮影:ユーラシア旅行社)

これはロッテルダム応用科学大学(Hogeschool Rotterdam)の校舎。ロッテルダムには、ロッテルダム大学もあり、その図書館もスタイリッシュで見応えがありますので、時間があれば大学巡りもおすすめです。

The Red Apple

(撮影:ユーラシア旅行社)

2009年建造のThe Red Apple。下半分は、オフィス(Havenstederha社)として使われ、下建物から柱で浮いた上半分は、賃貸マンションとして使われています。奥のタワーは、高さは124メートル、40階建て(3階から上が賃貸マンション)。

マルクトハル(マーケットホール)

マルクトハレ外観(撮影:ユーラシア旅行社)

2014年に建築家集団MVRDVが設計・建造。馬蹄形をした上層が集合住宅、その下のアーチ状となった地上階がマーケットのになっています。オランダの特産品チーズをはじめ、市民の買い物処となる野菜や果物などを売るお店が100店以上あります。軽く食べられるお店もありますので、食事や休憩に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

(撮影:ユーラシア旅行社)

ブラーク31ビル

(撮影:ユーラシア旅行社)

4つの箱が積み重なったかのようなデザインのオフィスビルブラーク31(2010年建造)。マルクトハル(マーケットホール)のすぐ横にありますので、マルクトハレと一緒に見ることができますよ。

ロッテルダム中央駅

(撮影:ユーラシア旅行社)

戦後の1957年5月21日に最初のロッテルダム中央駅が建設。旧駅舎を取り壊し、2014年に建て直され、現在見られるスタイリッシュな建物になりました。アムステルダムから鉄道でロッテルダムに移動した場合は、ここに到着します。アルミのようなシルバーカラーから、地元の人のあだ名は“ケバブ皿”・・・。

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

1935年にオープンしたボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館は、1970年代、90年代、2003年に増築工事が行われました。ここで見られる有名作品の代表としては、ピーテル・ブリューゲル作『バベルの塔』、フェルメールの贋作で有名となったメッヘレン作『エマオの晩餐』、ヤン・ファン・エイク作『3人のマリア』、レンブラント作『机の前のティトス』、そのほかゴッホ、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ムンク、ココシュカ、ピカソなどの作品が展示。
名画の展示も見どころですが、クロークのコート掛けに注目!ハンガーのついた紐を下ろし、上着をかけて引き上げ、鍵でロック!吊るされた個人の上着がまるで展示品のようですね!

芸術作品のようなクローク(上着預り) 撮影:ユーラシア旅行社

ファン・ネレ工場

ファン・ネレ工場(撮影:ユーラシア旅行社)

1931年、機能主義建築の傑作といわれる「理想の工場」を建設。タバコ、コーヒー、紅茶の製造工場として1995年まで稼働。鉄筋コンクリート造りでガラスを多用し、光溢れる空間は建設当時は非常に画期的で評価され、2014年にオランダで10番目の世界遺産として登録されました。工場としての役目を終えた後は、内部は改築されオフィスやギャラリーとして使われ、イベント開催時に内部に入ることができます。ここはロッテルダム中心地から少々離れた、エラスムス橋の北西約5kmの場所にあります。

ここでご紹介した以外にも、ロッテルダムには多くの見ごたえのある現代建築があります。お好きな方は、丸1日かけてロッテルダムの建築巡りをしてみては、いかがでしょうか。

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