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火山が形成した東洋のハワイ、八丈島(東京)

2022 3/07
目次

八丈島とは

八丈島(はちじょうじま)は、東京都から南方287kmに位置する、伊豆諸島の火山島の一つ。面積は山手線の内側とほぼ同じ69.11㎢。富士火山帯に属する火山島で、三原山(東山)と八丈富士(西山)の2つの火山の噴火によって形成されました。この影響で、まるでひょうたん島のようなめずらしい形をしています。年間の平均気温が17.8℃と温暖多湿な気候が特徴。そのため、「常春の島」とも呼ばれています。1960年代半ば、海外渡航が自由化されたとはいえど海外旅行が高価で庶民に手が出なかった時代には「東洋のハワイ」と呼ばれ、ハワイの代替として新婚旅行先に選ばれました。

八丈島の場所と行き方、アクセス

八丈島への行くには、東京・竹芝桟橋より客船を利用する、または羽田空港から航空機を利用するかになります。のんびりと船旅を楽しみたい方は客船を、短時間でスムーズに移動したい方は飛行機を利用すると良いでしょう。

客船でのアクセス 東海汽船の「橘丸」が1日1往復
東京・竹芝桟橋~八丈島・底土港または八重根港 【所要時間:片道約10時間20分】
※船の運航スケジュールの最新情報は東海汽船ホームページをご確認ください。
航空機でのアクセス ANA(全日空)の定期便が1日3往復
羽田空港~八丈島空港 【所要時間:片道約55分】
※時期や情勢によっては、減便の可能性がございます。航空機の運航スケジュールは、全日空のホームページをご確認ください。

八丈島のおすすめ観光5選

八丈植物公園

光るキノコ(撮影:ユーラシア旅行社)

八丈島空港のすぐそばにあるこの公園は、22hもの広大な広さを誇ります。園内には約100種類の熱帯・亜熱帯植物を有しており、ハイビスカスやブーゲンビリア、島特有の植物、野鳥を楽しむこともできます。園内の歩道にスコリアという赤い火山礫の砂利が敷かれているのも、火山の島の雰囲気を醸しだしています。ビジターセンターでは、島の自然や文化を紹介しており、日のよっては解説員による案内を楽しむこともできます。解説員さんの案内をしてくれる日時については、八丈植物公園公式サイトをご確認ください。また、日本で13種確認されているうち、7種が八丈島で確認されている光るキノコ(ヤコウタケ)をビジターセンターでは培養しているため、一年を通してみることもできます。とても珍しいキノコなので、必見です。

大里地区の玉石垣

八丈島の玉石垣(撮影:ユーラシア旅行社)

かつて流刑地として多くの罪人が流されてきた八丈島。公式的な流人の第1号は、豊臣政権下の五大老の一人、宇喜多秀家とされています。その流人たちが造り上げたのが、見事な玉石垣。暴風雨にさらされることが多かった島で、風や雨から住居を守る為に造られてきました。海岸から玉石を集め石垣を築き、その上にツバキやシイなどの常緑広葉樹を植えて防風林にしました。伝統を受け継いできた島の人たちが整備を続け、300年以上前の美しい姿を現在に残しています。

ヘゴの森

ヘゴシダ群生の森ハイキング(撮影:ユーラシア旅行社)

日本の北限地に自生するヘゴシダは、天然記念物に指定されています。そのヘゴシダの群生がみられる森の中に設けられた一周約2.2km、高低差約70m、歩行時間の目安は約2時間のハイキングコースがあります。一歩足を踏み入れると、樹木のように見上げる高さのヘゴシダ群生は、まるで恐竜時代にタイムスリップしたかのような景色で驚かされます。群生するシダ植物や豊富なラン科植物など伊豆諸島固有の植物が観察でき、様々な野鳥の姿も楽しむことができます。

ヘゴシダの森ハイキングコースは私有地にある為、事前のガイド予約が必要となります。

八丈富士

八丈富士ハイキング

標高854mの八丈富士は、伊豆諸島で最も高い山です。1605年の噴火を最後に活動を停止しており、火口内に別の火山が存在する非常に珍しい構造をしています。7合目登山道から1280段の階段を上り、往復約3時間のお鉢巡りへのハイキングも可能です。火口を一周するお鉢巡りは迫力満点!このお鉢巡りの登山道は「天空の道」ともよばれ、どこまでも広がる水平線は空と海がひとつになったような360°の絶景大パノラマを楽しめます。往復約3時間ものハイキングまでは…という方も、7合目までは道路が整備されていますので、道中景色を楽しみながらの快適なドライブを楽しむことができます。

八丈太鼓、樫立踊りの鑑賞

太鼓を両面から叩く八丈太鼓(撮影:ユーラシア旅行社)

八丈太鼓の特徴は、その演奏スタイルで、太鼓を両面から2人で叩きます。1人が地打ち(ベース)を刻み、もう1人は上拍子というリズムに乗って自由奔放に太鼓を打ち鳴らします。その起源は、流人から伝わった説と娯楽から発展した説の2つが存在していますが、近年は後者のほうが有力になっています。
樫立(かしたて)踊りは、東京都無形民俗文化財にも指定される郷土芸能。樫立踊りは、場踊と手踊の2種類があります。場踊は、盆と月見の日に江戸時代初期から中期にかけて流行した風流歌に合わせて踊ったという風習に起源を持ちます。手踊は、流人や御用船の乗組員たちが、故郷を偲んで地元の歌や踊りを島の人々に披露し伝えたものを、八丈島風にアレンジしたものです。

八丈島の郷土芸能 樫立踊り(撮影:ユーラシア旅行社)

八丈島の季節限定イベント
例年、3月下旬から4月上旬にかけてフリージア祭りが行われます。メイン会場の畑には、色とりどりのフリージアが咲き誇り、八丈太鼓や樫立踊りの公演なども行われます。サブ会場では、名物の明日葉の摘み取りなども楽しむことができます。

フリージア祭り

八丈島のおすすめグルメ

島寿司(撮影:ユーラシア旅行社)

寿司種を醤油漬にし、やや甘めに味付けした酢飯で握る島寿司が、八丈島の名物料理。ワサビの代わりに練りからしを使うのも特徴です。寿司種として使用される魚は、シイラやイサキ、メダイ、トビウオなど八丈島周辺で取れる魚と島のりと呼ばれる岩ノリの佃煮。また、明日葉やパッションフルーツの生産も有名で、これらを使った料理が多く楽しめるのも八丈島料理の特徴です。

番外編:八丈島から青ヶ島へ

青ヶ島の二重式カルデラ

青ヶ島は、伊豆諸島の有人島としては最南端に位置する火山島。世界的にも珍しい二重式のカルデラ火山の島で、海外メディアにも取り上げられたことから注目の観光地となりました。この島へ行く手段は、八丈島から出港する連絡船「あおがしま丸」、もしくはヘリコプター「東京愛らんどシャトル」を利用する必要があります。注意点は、連絡船を利用する場合は、海がしばしば荒れることもあり、その場合は上陸することができません。ヘリコプターについても、座席数は9席のみ。さらに1日・1便のため、限られた人のみが訪れることができる島。急な思い付きで行くことは難しいので、八丈島と一緒に青ヶ島も訪問する場合は、早めの計画と予約をたてましょう。

動画で解説!亜熱帯の楽園、八丈島

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