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色彩豊かな北海道の花を巡る、北海道ガーデン街道

2021 8/12
目次

1. ガーデン街道とは

撮影:ユーラシア旅行社

北海道ガーデン街道は、代表的な美しい8つのガーデンが点在する、十勝~富良野~大雪を結ぶ全長約250kmの街道です。他の地域で咲く花と比べて北海道の花はより色鮮やかに咲くと言われています。それには寒暖差が大きい気候が影響しているとされており、8つのガーデンはいずれも北海道の気候や景観を活かして造られた、個性に溢れる観光庭園です。また、ガーデンだけでなく広大な自然、アクティビティ、グルメを堪能できる観光ルートでもあるため、思い思いの楽しみ方ができるのも魅力です。

2. ガーデン街道へのアクセス

効率よくガーデン街道を巡るには、大雪から南へ下るか、十勝から北へ上るかのルートを決めます。空路を利用する方は、南下していく場合には旭川空港を、北上していく場合にはとかち帯広空港を起点にするのが便利です。

[参考]●旭川空港⇔大雪 森のガーデン 約1時間20分(約60km)

 ●とかち帯広空港⇔六花の森   約15分(約13km)

空港から各ガーデンへの移動は観光時間もしっかり確保できるので、レンタカーがおすすめです。公共交通機関を利用する場合には、JRで各ガーデンの最寄り駅まで移動し、その後最寄り駅からタクシーか路線バスでガーデンへ向かいます。

3. 個性溢れる8つのガーデン

3-1. 真鍋庭園

真鍋庭園 日本庭園(撮影:ユーラシア旅行社)
真鍋庭園 遊び心の詰まったモンスターガーデン(撮影:ユーラシア旅行社)

1966年から一般公開している真鍋庭園は、日本初のコニファーガーデン(針葉樹を中心とした庭園)としても知られています。25,000坪の園内は、日本庭園、西洋風庭園、風景式庭園の3つのテーマガーデンで構成され、世界中から収集して続けている数千品種の植物コレクションを見学することができます。

3-2. 十勝ヒルズ

十勝ヒルズ(撮影:ユーラシア旅行社)

花と食と農をテーマとした小高い丘の上にある庭園は、6つのガーデン(ヴィーズ・ポタジェ、スカイミラー、フラワーラインズ、ナチュラルオアシス、アニーカの庭、ローズガーデン)で展開され、季節ごとに約1,000種の草花が色合いを変えながら、十勝の生命力あふれる庭園風景を演出しています。園内で育てられたハーブや食用花、無農薬の自家製野菜などは、施設内のレストランで提供されています。

3-3. 紫竹ガーデン

紫竹ガーデン(撮影:ユーラシア旅行社)
紫竹ガーデンのレストラン(撮影:ユーラシア旅行社)

十勝平野の田園地帯に広がるガーデンは、一日中花と遊んでいたい…という紫竹昭葉さんの想いによって作られました。18,000坪に約2,500種の花々が咲き誇るガーデンでは、完全無農薬で消毒もしない、オーガニックな庭造りをモットーとしています。園内に併設されたレストランでは、ガーデンで育った無農薬の野菜や十勝食材を使用した食事も楽しむことができます。

3-4. 六花の森

六花の森 花柄包装紙館(撮影:ユーラシア旅行社)
六花の森 十勝六花のひとつ、ハマナシ(撮影:ユーラシア旅行社)
六花の森(撮影:ユーラシア旅行社)

六花亭製菓の包装紙に描かれた草花でいっぱいの森をつくりたいという想いから誕生したのが六花の森。100,000平方メートルの広大な敷地には、「十勝六花」と言われる北海道の山野草の代表格、エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネオアオイをはじめ、四季折々の山野草が咲き誇ります。

3-5. 十勝千年の森

十勝千年の森ファームガーデン(撮影:ユーラシア旅行社)
十勝千年の森メドウガーデン(撮影:ユーラシア旅行社)

十勝千年の森は、環境貢献活動「カーボン・オフセット(炭素の相殺)」を起源に、森、庭、農、アートと様々な手段をもって、人が自然と触れ合える機会を創出しているガーデンです。4つの「北海道ガーデン」と「HGSデザイナーズガーデン」、8つの現代アート作品が森に点在する「ARTLINE」が魅力的な屋外空間を形成しています。4つの「北海道ガーデン」のうち、ガーデンデザイナーのダン・ピアソン氏が手掛けるアース・ガーデンとメドウ・ガーデン(草原のような自然主義の庭)は、優れた庭園デザインを表彰する英国のガーデンデザイナーズ協会(SGD)賞選考で大賞と国際賞を受賞し、審査員から「最も美しい庭」「21世紀のガーデンデザインの最良の例」と絶賛されました。

3-6. 風のガーデン

風のガーデン(撮影:ユーラシア旅行社)
風のガーデン グリーンハウス(撮影:ユーラシア旅行社)

テレビドラマ『風のガーデン』の舞台となった庭は、2年もの歳月をかけて作られました。植物の高さや地形を生かし、立体的で繊細に植栽された450品種以上、約2万株もの花々が、見る人を癒し楽しませてくれます。ガーデンの奥にはドラマで登場した白壁の「グリーンハウス」が佇んでおり、室内の再現されたセットを無料で見学することができます。他にも、原種やオールドローズを満喫できる「薔薇の庭」や「野の花の散歩道」などのエリアを散策することができます。

3-7. 上野ファーム

上野ファーム(撮影:ユーラシア旅行社)
上野ファーム 丘からの眺め(撮影:ユーラシア旅行社)

風のガーデンを手掛けたガーデナー、上野砂由紀さんがご家族とともに長い年月をかけて作り上げてきたお庭です。イギリスでガーデニングを学んだ上野さんが、帰国後、イングリッシュガーデンを基礎に北海道の気候や風土に適した庭造りを追求し表現された美しい景観は、まるで絵本で見たかのようなロマンティックな世界。ガーデンから登ることのできる射的山の斜面には野原のような庭が広がり、頂上からは田園風景が見渡せます。

3-8. 大雪 森のガーデン

大雪 森のガーデン 森の花園(撮影:ユーラシア旅行社)
大雪 森のガーデン 森の迎賓館(撮影:ユーラシア旅行社)

大雪山連邦を望む丘陵に広がる森に作られた庭は、約900品種の草花が彩り華やかに咲き誇る「森の花園」、起伏のある地形や自然の樹木、草花を活かして作り上げた「森の迎賓館」、家族みんなが笑顔になれる緑あふれる「遊びの森」の3つのエリアで構成されています。園内にはガーデンショップやガーデンカフェが併設されているほか、ガーデンに隣接する三國清三シェフがオーナーを務めるレストラン&ヴィラ「フラテッロ・ディ・ミクニ」では、道産食材にこだわった優雅な食事を味わえ、贅沢なひとときを過ごすことができます。

4. 番外編 合わせて訪れたい旭山三浦庭園

旭山三浦庭園(撮影:ユーラシア旅行社)
旭山三浦庭園 睡蓮の花(撮影:ユーラシア旅行社)

旭山動物園に隣接する旭山三浦庭園は、市職員だった故三浦猛さんが昭和40年に和風庭園として作り、「三浦庭園」として市民に親しまれてきましたが、平成24年に旭川市が引き継ぎ、平成26年に「旭山三浦庭園」として再オープンしました。夏は睡蓮の花が水辺で綺麗に咲いています。睡蓮の花は朝に花を咲かせ、水温が上がる午後には閉じてしまうため、花を観賞するには午前中に来園するのがおすすめです。また、秋には紅葉のスポットとして知られ、色付いた紅葉や楓などを楽しむことができます。

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