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大歩危小歩危とは、その名の由来とおすすめ観光(徳島県)

2023 1/12
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大歩危小歩危とは、その名の由来

大歩危峡(撮影:ユーラシア旅行社)

四国の中央にも近い、徳島県西部の吉野川中流に岸壁が迫る渓谷が大歩危小歩危です。小歩危の方が北側にあり、大歩危が南側に佇んでいます。
大歩危小歩危の名前にある歩危(ボケ)は、大(股で)歩(いても)危(ない)、小(股で)歩(いても)危(ない)崖が続く場所に由来すると言われています。実際両岸の岸壁は切り立っており、歩くのが危ないことは一目瞭然です。
大歩危小歩危は数億年に渡る吉野川の四国山地に対する浸食によって生まれ、総延長は約8kmにも及びます。

大歩危小歩危への行き方、アクセス

大歩危と小歩危のいずれもJRの駅がありますが、四国中央部に位置している為、徳島、高松、高知の空港からそれぞれ1.5-2時間、徳島、高松、高知の駅からはいずれからも約1時間電車に乗って到着します。祖谷渓も約2kmの距離にあるので、車やタクシーも利用すると一緒に巡る事が出来ます。

大歩危のおすすめ観光

大歩危峡観光船

観光船に乗船して出発!(撮影:ユーラシア旅行社)

大歩危峡の中心に位置する観光商業施設「大歩危峡まんなか」から川に降りると、遊覧船発着所があります。約30分のクルーズで大歩危峡の絶景を仰ぐことができます。

大歩危峡観光船クルーズにて(撮影:ユーラシア旅行社)

吉野川は高知から徳島に流れる川です。四万十川や仁淀川には及ばないものの、吉野川も清流と呼ぶに相応しい透き通るようなきれいな水面が現れ、両岸の隆起した岩や木々の緑と鮮やかなコントラストを描きます。

大歩危峡観光船クルーズにて(撮影:ユーラシア旅行社)

大歩危峡の周囲には日本列島でも珍しい古生代に堆積した礫岩の地層を今日に伝える含礫片岩が残っており、天然記念物にも指定されています。

含礫片岩(撮影:ユーラシア旅行社)

大歩危峡の四季

大歩危小歩危は春は桜が彩り、3月中旬から5月頃までは全国から送られてきた鯉のぼりが川をまたいでかけられ、楽しい風景を醸し出します。初夏から夏にかけては吉野川の水面がきれいな時期であり、両岸には木々がぎっしり生えているので、秋の紅葉の季節もおすすめです。

鯉のぼりはためく大歩危峡(撮影:ユーラシア旅行社)

小歩危のおすすめ観光

小歩危峡(撮影:ユーラシア旅行社)

小歩危峡は大歩危と比べるとひっそりとした印象を受けるでしょう。急流でラフティングは可能でが、大歩危のような観光船はないので、一般的には峡谷を見下ろしながら見学します。北側には国政橋という吊り橋もありますので、足を延ばして渡ってみるのも良いでしょう。

国政橋(撮影:ユーラシア旅行社)

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