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まるでおとぎ話!北欧デザインと歴史の美しい街コペンハーゲン(デンマーク)

2022 3/07
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コペンハーゲンとは

コペンハーゲンは、デンマーク東部のシェラン島東端に位置するデンマーク最大の都市であり、デンマーク語で「商人の港」を意味します。自治市の人口は約52万人。コペンハーゲンは「人魚姫」や「マッチ売りの少女」で有名なデンマークの童話作家アンデルセンのゆかりの地です。彼は一都市に定住することなく、ヨーロッパ各地を旅しながら作品のヒントを得ていました。コペンハーゲンはそんなアンデルセンが愛し、18年間住んでいた街であり、アンデルセンゆかりの観光地が点在します。

コペンハーゲンへの行き方、アクセス

コペンハーゲンはデンマークの首都であり、比較的行きやすい都市とされます。コペンハーゲンには、成田から直行便が飛んでおり、役12時間ほどで行くことができます。コペンハーゲン空港から市内までは、電車や地下鉄で約15分。その他バスやタクシーで行くこともでき、距離自体も約8kmとアクセスは良好です。

コペンハーゲンの訪れたい観光地6選

ニューハウン

運河に沿ってまるでおとぎの国のようなカラフルな建物が立ち並ぶニューハウンは、コペンハーゲンを代表する景観として知られる観光エリアです。ニューハウンは「新しい港」を意味する北欧最古の人工的な港です。現在ではレストランが立ち並んでおり、昼はカラフルな町並み、夜は美しいライトアップを見ることができます。食事がてら立ち寄って風景を楽しむのがおすすめです。アンデルセンは通算18年間このエリアで暮らし、かつての彼の家の外壁にはアンデルセンの名前と来歴が刻まれたプレートが掲げられています。

ニューハウン(撮影:ユーラシア旅行社)

チボリ公園

チボリ公園はコペンハーゲン中央駅に隣接し、1843年に開園した世界最古のテーマパークです。かのウォルトディズニーがディズニーランドのモデルにしたと言われています。アンデルセンはここで童話の構想を練っていたと言われ、彼の像が佇んでいます。広大な敷地内には観覧車やメリーゴーランドなどの乗り物から野外劇場、ヨーロッパやアジアなどテーマ別に分かれており誰でも気軽に楽しめる施設となりました。

チボリ公園(撮影:ユーラシア旅行社)

ストロイエ

「ストロイエ」はデンマーク語で「歩くこと」を意味するように、通行人や個性的な大道芸でにぎわう歩行者天国です。通りの両側には高級ブランドからファストファッション、雑貨屋まで様々なショップやカフェが立ち並ぶお買い物好きには見逃せない観光スポットです。デンマーク王室御用達の陶器ブランド「ロイヤル・コペンハーゲン」の本店もあります。お気に入りのお店を見つけて掘り出し物を探してみては如何でしょう。

アマリエンボー宮殿

世界中の王室の中でも、比較的国民との距離が近いと言われるデンマーク王室。アマリエンボー宮殿は、八角形の広場を囲むように建てられたロココ調の4つの宮殿からなる、女王マルグレーテ2世が暮らす王宮です。毎日正午に行われる衛兵の交代式は人気の見どころで誰でも見ることができます。

アマリエンボー宮殿(撮影:ユーラシア旅行社)

ローゼンボー城

ローゼンボー城は1606年に当時のデンマーク王クリスチャン4世が28年をかけて造らせたオランダルネサンス様式の夏の離宮です。小さいお城でありながら、クリスチャン4世が自身の生涯を終える場として選んだほどお気に入りの場所となりました。城内には数々の貴重な王家の家具や絵画などのコレクションが展示されており、王家の歴史に触れることができます。また、お城の前には緑あふれる美しい公園が広がり、市民の憩いの場として親しまれています。

ローゼンボー城(撮影:ユーラシア旅行社)

人魚の像とゲフィオンの泉

今も世界で不朽の名作として語られるアンデルセンの童話「人魚姫」をモチーフにしたブロンズ像。コペンハーゲンの水辺にたたずむ人魚姫はどこか悲しげな表情を浮かべています。全長80センチと小さい像でありながら、人魚姫を一目見ようと観光客が毎日訪れます。すぐ近くにはコペンハーゲン港の入口を防御するために作られたカステレット要塞があり、ゲフィオンの泉など見どころは十分です。北欧神話に登場する女神ゲフィオンと4頭の牛の噴水から水が吹き出る様子はダイナミックで圧巻です。朝少し早く起きて街を散歩をしながら人魚姫やゲフィオンの泉を訪れては如何でしょうか。

人魚の像とゲフィオンの泉(撮影:ユーラシア旅行社)
人魚の像とゲフィオンの泉(撮影:ユーラシア旅行社)

番外編 北欧生まれのB級グルメ、スモーブロー

北欧生まれのオープンサンド、スモーブロー。デンマークを始め、北欧の国々で愛されている名物料理です。デンマーク語でSmørre(スモー)はバター、brød(ブロー)はパンを意味します。普通のオープンサンドとは異なり、下のパンが見えないほどのバリエーション豊富なトッピング、芸術的な見た目の美しさが特徴です。また、本場では手で食べるのではなくナイフとフォークを使ってパンと共に具材をカットして食べるのがおすすめです。

スモーブロー(撮影:ユーラシア旅行社)

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