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“海の京都”、伊根の舟屋のノスタルジー(京都)

2020 11/27
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“海の京都”伊根とは?

京都府北部、丹後半島の東側に三方を山に囲まれた伊根湾があり、その湾に面しているのが”海の京都”(時には日本のベニス)と呼ばれる伊根の町です。その歴史は古く、既に平安時代から漁村が形成されていました。そして江戸時代に入ると、漁港として一気に発展し、その名も全国になりました。特に日本有数の鰤(ブリ)の水揚げ港として名を馳せ、その伝統は今日まで息づいています。独特の舟用ガレージである舟屋が定着し始めるのも江戸時代からだと言われています。

伊根の町並み(撮影:ユーラシア旅行社)
伊根の町並み(撮影:ユーラシア旅行社)

伊根の行き方、アクセス

公共交通機関利用:京都丹後鉄道(JR京都駅、大阪駅から直通あり)「天橋立駅」または「宮津駅」で下車し、路線バス(丹後海陸交通)に乗り換えて約1時間。
車利用:大阪や京都から約2時間30分、日本三景の天橋立からは約30分。

伊根の舟屋

伊根の舟屋の歴史

三方を山に守られた伊根湾は、南側の海への出口にも青島という島があるおかげで日本海の荒波の影響がほとんどなく、また一年を通して潮の干満の差が非常に少ない為、天然の良港の条件を満たしていました。かつては舟が腐らないように毎日陸に上げる必要があり、その作業を効率的に行う為に生み出されたのが伊根の舟屋です。
当初は純粋な船のガレージとして利用された舟屋は2階部分は藁ぶきでしたが、明治から昭和初期まで続いた鰤(ブリ)景気で町は潤い、2階部分もその時代に多くが現在みられる瓦屋根の立派な建物に生まれ変わりました。
現在では舟を陸揚げする必要がなくなり、舟屋が居住や宿泊にも利用される事も増えつつあります。

伊根の舟屋(撮影:ユーラシア旅行社)

伊根の舟屋見学

約230軒現存している舟屋の大半が個人所有の為、舟屋そのものを見学できる場所は限られています。ガイド付きで巡るツアーに参加すれば見学できますので、おすすめです。見学用の舟屋は伝統的なスタイルを留めているので、かつての伊根の姿に想いを馳せることができます。

伊根の舟屋内部(撮影:ユーラシア旅行社)

伊根の街歩き

伊根と言えばまず舟屋ですが、明治から昭和初期の好況期に建てられた重厚な内陸側の町並みは今も健在で時間が許せば是非歩いてみたいところです。まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえる事でしょう。

伊根の町並み(撮影:ユーラシア旅行社)

伊根の舟屋を海上から眺める

伊根の舟屋を最も良く観察できる場所は、ずばり海上からです。伊根の港では、海上から舟屋が並ぶ街並みを見学できる遊覧クルーズが定期的に運航されていますので、絶対外せない観光です。所要時間は約25分。伊根の舟屋が並ぶ絶景はもちろん、穏やかな伊根湾の地形もよく理解できます。

海上から伊根の舟屋を望む(撮影:ユーラシア旅行社)
クルーズの名物、カモメの餌付け(撮影:ユーラシア旅行社)

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