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一度は泊まってみたいフランスの絶景ホテル5選

2022 4/26
目次

フランスの絶景ホテル

世界遺産のカルカソンヌ(撮影:ユーラシア旅行社)

西ヨーロッパのほぼ中央にあり、ドイツやイタリア、スペイン、スイスなどと国境を接するフランス。
日本のおよそ1.4倍の面積で西ヨーロッパ最大の国土を持つフランスには、ピレネー山脈やアルプス山脈、ジュラ山脈の峰々、セーヌやロワール、ガロンヌ、ラインなどの河川、北海、イギリス海峡、大西洋、地中海に面し、海岸線の長さが3427kmに達するなど、バラエティ豊かな自然の景観が広がっています。
また、歴史や風土に育まれた美しい街並が各地に点在しており、絵になる風景には事欠きません。
そんなフランスでの滞在をホテルから楽しめる絶景がより想い出深いものにしてくれる、お勧めホテルをこの記事ではご紹介いたします。

フランスへのアクセス、行き方

フランスの首都パリへは大阪、東京からエールフランス航空、全日空、日本航空(全日空と日本航空は東京発着のみ)が直行便を運航しています。
また、エミレーツ航空、カタール航空、ターキッシュ・エアラインズ等中東系航空会社でも乗り継いで向かうことが可能です。
パリからフランス国内各地へは国内線や鉄道に乗り継いで向かうこととなりますが、中東系航空会社ではニースやボルドーなど地方都市への国際線も運航していますので目的地によって選択することも可能です。(最新の航空機の運航スケジュールは、各社のホームページをご確認ください。)

ニースと近郊の絶景ホテル

フランス南東部、地中海に面し、イタリアにも近いコート・ダジュール(青い海岸)の中心都市、ニース。
19世紀の鉄道の発展とイギリス人が保養地として開発したことから、温暖な気候と風光明媚な景観でヨーロッパの王侯貴族達に人気の避寒地となっただけでなく、この地のきらめく陽光は数多くの芸術家達を魅了してきました。
ニースやその近郊にはそうした芸術家達ゆかりの美術館や趣ある街が点在しています。

Hotel Suisse Nice(ホテル・スイス)

南フランスの光に魅せられた芸術家の1人で、「色彩の魔術師」と呼ばれるフランスの芸術家ラウル・デュフィ。ニースの海岸通り「プロムナード・デ・ザングレ」の東端に建つホテル・スイスはデュフィゆかりのブティックホテルです。
デュフィはこのホテル滞在中にホテルの外観や部屋の窓からの眺めを描いた作品を残しています。
ニース城址の丘の麓にあるこのホテルは、朝市で知られるサレヤ市場まで徒歩約5分と街歩きにも便利な立地です。1853年創業とニースでも古い歴史のあるホテルですが、館内や客室は機能的に改装され、明るい色彩のインテリアで快適に過ごすことができます。

Hotel Suisse Nice公式サイト

デュフィの作品のモチーフとなった窓からの眺め
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Chateau Eza(シャト-・エザ)

エズの村からの展望(撮影:ユーラシア旅行社)

ニースとモナコのほぼ中間、ニースからバスで30分ほどの急峻な山の中腹にあるエズ村。
地中海を見おろす村の頂上からの眺めで人気の中世の鷲の巣村で、ニース周辺にあるいくつかの鷲の巣村の中でも日帰り観光の立ち寄りスポットとして人気です。
小さな村なので立ち寄るだけでも十分楽しめますが、中世の小さな村の雰囲気に浸って地中海を見下ろす絶好のロケーションにあるホテルでゆったりと優雅な滞在を楽しむのもお勧めです。
シャトー・エザは、400年の歴史あるお城を利用したラグジュアリーなブティックホテルで、石造りの壁や当時の扉など、歴史的建造物を上手に活用しています。
客室は7つのカテゴリーにわかれており、デラックスルーム以上のお部屋にはプライベートバルコニー付きでお部屋によって異なる風景を楽しむことができます。(デラックスルームはパーシャルシービュー、ジュニアスイートは地中海ビュー)
フレンチと地中海料理を提供するレストランや夏季の午後に営業していいるラウンジバーからの眺望も
旅をより想い出深いものとしてくれることでしょう。

Chateau Eza公式サイト

カルカソンヌの絶景ホテル

Tribe Carcassonne (トライブ・カルカソンヌ)

「カルカソンヌを見ずして死ぬな」とまでいわれるヨーロッパ最大の城塞都市「シテ」が必見のカルカソンヌ。カルカソンヌの城塞は、地中海と大西洋を結ぶ交通と軍事の要衝にあることから、古代ローマから中世にかけて徐々に築かれたものですが、17世紀にスペインとの平和条約が結ばれて以降、無用の長物となり荒廃してしまいました。その後、19世紀に復元され、二重の城壁に囲まれたヨーロッパ最大級の城塞都市の姿が蘇り、1997年には世界遺産にも登録されました。
見事な二重の城門をくぐると石畳の道に古い家並み、歴代の領主の館「コンタル城」などがあり、まるで中世にタイムトリップしたかのような雰囲気を味わえます。
このカルカソンヌの城塞都市は今日、フランス国内でモン・サン・ミシェルに次ぐ年間来訪者数を誇る一大観光名所となっています。
中世さながらのシテ内に宿泊するのも人気ですが、シテの散策も城下町の散策も両方楽しめ、シテの全景を望むことのできる城外のお勧めホテルをご紹介します。

旧橋(ポン・ヴュー)からのカルカソンヌの夜景(撮影:ユーラシア旅行社)

シテの展望スポットとして知られるのが旧橋(ポン・ヴュー/pont vieux)。近代になって道路が整備されるまで長らく城下町とシテを結ぶ唯一の通り道にあった橋で、この橋から52の塔、全長3kmに及ぶ二重の城壁に囲まれた2500年を超える歴史あるシテの全景を望むことができます。
ホテル「トライブ・カルカソンヌ」は、この橋のすぐ横にあり、ホテルのルーフトップにあるカクテルバーや一部客室からシテの全景を望むことができます。また、ホテルから橋までちょっと歩けば、朝日に照らされるシテ、ライトアップされた幻想的なシテ等、時間によって表情を変える「絶景」を楽しむことができます。
ホテルからシテまでは徒歩で約15分、城下町バスティード・サン・ルイの中心カルノー広場まで徒歩約10分とシテと城下町と両方の街歩きを楽しむにも便利な立地です。

ルーフトップのカクテルバーからのシテ全景

Tribe Carcassonne公式サイト

パリの絶景ホテル

エッフェル塔、サクレ・クール寺院、セーヌ河岸の風景など絵になる風景の多いパリ。
パリらしい風景のひとつ、エッフェル塔を望むホテルは市内にも複数ありますが、エッフェル塔の風景だけでなく、由緒ある歴史的建造物を利用した優雅なホテルをご紹介します。

Shangri-La Hotel Paris (シャングリ・ラ ホテル・パリ)

凱旋門から望むエッフェル塔とパリの街並(撮影:ユーラシア旅行社)

エッフェル塔やセーヌ河を一望し、かつてナポレオン・ボナパルトを大叔父に持つローラン・ボナパルト王子の邸宅だった歴史的建造物を利用し、2012年に開業したシャングリ・ラ ホテル・パリ。
このホテルはシャンゼリゼ通りへは徒歩15分ほどの場所にある5つ星クラスのホテルです。
全100室、16のカテゴリーにわかれた客室はスタンダードルームでも広さ36㎡とゆとりのある広さですが、なんといってもお勧めはエッフェルを望むエッフェルビュールーム、テラスエッフェルビューです。

Shangri-La Hotel Paris公式サイト

モン・サン・ミッシェルの絶景ホテル

フランスで最も多く訪問者が訪れるモン・サン・ミッシェル。パリからの日帰り観光で訪れるケースも多い場所ですが、パリからは片道約360kmもの距離がある為、折角訪れたら1泊して朝夕と表情を変える姿も楽しんで頂きたい場所です。

Hotel Le Relais Saint-Michel(ル・ルレ・サンミッシェル)

モンサンミッシェル(撮影:ユーラシア旅行社)

モン・サン・ミッシェルの島内・島外にあるホテルのうち、対岸から島の全景を望むことができると人気の4つ星クラスのホテルです。
島への無料シャトルバス乗り場にも近く、観光にも便利です。

Hotel Le Relais Saint-Michel(ル ルレ・サンミッシェル)

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