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世界三大料理のひとつ、トルコ飯のススメ

2024 6/27
目次

世界三大料理のひとつトルコ料理とは

世界三大料理のひとつトルコ料理(撮影:ユーラシア旅行社)

世界三大料理とは、トルコ料理、中華料理、フランス料理を指します。その選定には諸説ありますが、いずれも宮廷料理から発展し、他国に広まった料理といわれています。トルコの国土は、日本の約2倍で、地中海性気候の地域、山岳地域、平野部とさまざまな土地柄に適した農作物を生産し、遊牧民のルーツからチーズなどの乳製品、羊や牛の酪農も盛んで、さらに地中海・エーゲ海・黒海・マルマラ海から豊かな海産物を獲られること、東西文明の交差路であり多様な香辛料も容易に手に入る場所柄だったことなどから食文化が発展したといえるでしょう。

トルコに行ったら食べたい名物料理6選

オスマン帝国最初の首都で生まれたイスケンダルケバブ(ブルサ)

ブルサ名物イスケンダルケバブ(撮影:ユーラシア旅行社)

ケバブとは、肉・魚・野菜を炙ったり、蒸し焼きにした料理の総称です。イスケンダルケバブの特徴は、お皿によそう際に、炙った牛肉や羊肉のケバブの下にパンが敷かれ、トマトソースがかけられ、ヨーグルトが添えられます。パンが肉汁を吸い、肉自体の旨味が強調され、さっぱりしたヨーグルトと一緒に食べると肉の油っぽさが軽減。

陶器づくりから生まれた壺焼きケバブ(カッパドキア)

具材の味がしみ込んだ壺焼きケバブ(撮影:ユーラシア旅行社)

奇岩で有名なカッパドキアですが、この地域に古くから陶器づくりが盛んなアヴァノスという町があります。カッパドキアの伝統工芸品と料理が融合した郷土料理で、素焼きの壺の中に肉と野菜をいれ、蓋をした壺ごと火にかける調理方法から“壺焼き”と名称がついていますが、タジンのように密閉された壺の中では野菜からでた水分によって実際は“煮込み”料理になり、味が具材にじっくりしみ込み、美味しいお味になります。

トルコの有名B級グルメ、サバサンド(イスタンブール)

ガラタ橋の近く船屋台で作られるサバサンド(撮影:ユーラシア旅行社)

イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の旧市街側のたもとにサバサンドの船屋台が密集しています。バケットに焼きたてのサバ、レタス、生のスライスたまねぎが挟まり、レモン汁をかけて食べます。ガラタ橋のたもとで金閣湾とボスポラス海峡を眺め、心地よい風を感じながら食べるサバサンドは格別です。

シンプルなのに美味しい味(撮影:ユーラシア旅行社)

トルコ版薄焼きピザ、ピデ

トルコ版薄焼きピザのピデ(撮影:ユーラシア旅行社)

ケバブなどの肉料理をはじめ、オリーブオイルがふんだんに使われるトルコ料理。もし旅行中に、ちょっと胃が疲れたなと感じたときは、トルコ版薄焼きピザのピデはいかがでしょうか。生地は厚みがなく薄焼きなので軽食にもピッタリです。

スルタンも食したスイーツ、ロクム

トルコを代表するお菓子、ロクム(撮影:ユーラシア旅行社)

スルタンにも献上された歴史をもつトルコを代表するスイーツといえば、ロクム(ターキッシュ・デライト)。水、砂糖、コーンスターチが材料のシンプルなお菓子ですが、ピスタチオ、薔薇、チョコレート、ココナッツなど味はさまざま。賞味期限も長く、求肥に似た触感なので、日本人にも馴染みがあり、お土産にもおすすめです。

金太郎飴のように切って食べるアフィヨン・ロクム(撮影:ユーラシア旅行社)

棒状のアフィヨン・ロクムにはミルククリームが使用されているので、柔らかいマシュマロのような触感とミルクの優しい味に、ピスタチオなどのナッツ類が入っているとモチモチザクザク触感。金太郎飴のように、お好みの大きさに切って食べます。

ピスタチオをふんだんに使ったバクラヴァ

現在のバクラヴァの形として誕生したのは16世紀頃、オスマン帝国時代のトルコにおいてと言われています。帝国を治めるスルタンが近衛兵に提供したという記録が残っています。ミルフィーユと同じように何層にも渡ってペーストを重ね、ピスタチオやクルミ、地域によってはアーモンド(主に地中海周辺)やヘーゼルナッツ(黒海周辺など)を細かく刻んで塗り込めるのがバクラヴァの特徴。ちなみにトルコは世界でもトップクラスのピスタチオ生産国で、贅沢なくらいバクラヴァにピスタチオが使用されます。

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