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イスラム建築の粋、青の都サマルカンド(ウズベキスタン)

2020 11/24
目次

サマルカンドとは

シャーヒ・ジンタ廟群(撮影:ユーラシア旅行社)

ウズベキスタン東部に位置するシルクロードの代表的な都市のひとつ。その歴史は古く、オアシスとして紀元前の時代から人が行き来し、アレキサンドロス(アレキサンダー大王)の東方遠征でもソグディアナの中心として登場します。「豊かな街」と言われる街の名前の起源の通り、古代から現在まで繁栄を続ける中央アジアを代表する都市です。
中世にはモンゴル軍によって都市が壊滅させられますが、14世紀に登場するティムールによって街は再興され、ティムール帝国の繁栄と共に壮麗な建築物が次々に完成し、建築物の特徴的な色から「青の都」と呼ばれるようになりました。
今日でもティムール時代の面影が残る街並みは世界中の旅人を魅了し続けています。

サマルカンドへのアクセス、行き方

サマルカンドには空港もありますが、便数が多くないため、ウズベキスタンのゲートウェイとなる首都タシュケントから鉄道(特急で約2時間)又はバス(約5時間)で向かうのが一般的です。

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レギスタン広場

レギスタン広場(撮影:ユーラシア旅行社)

ティムールの時代から中心的広場であったレギスタン広場は、誰もが絶対訪れるサマルカンドのシンボルです。元々「砂の広場」というレギスタン広場には三つの建築が並んでいます。向かって左から「ウルグベク・メドレセ」、「ティラカリ・メドレセ」、「シェルドル・メドレセ」です。いずれもサマルカンド・ブルーを用いた至高のイスラム建築で、レギスタン広場が世界一美しい広場の一つに数えられる所以です。

ウルグベク・メドレセ

ウルグベク・メドレセ(撮影:ユーラシア旅行社)

レギスタン広場の3つのメドレセの中で最も古く、1417年に建造されました。メドレセの名前にも付いているウルグベクはティムールの孫で為政者や天文学者として名声を博し、このメドレセの建造、そして完成後に講義も行ったとも言われています。左右のミナレットとファサードの幾何学文様が織りなす造形美が印象的です。

ティラカリ・メドレセ

ティラカリ・メドレセ(撮影:ユーラシア旅行社)

広場の向かって正面に建つティラカリ・メドレセは三つの建築の中で最も若く、1646年に建造されました。キャラバンサライを彷彿させる二階建てのアーチが並んでいるのは、実際にメドレセの生徒たちが宿坊として利用していたものです。メドレセであると共に礼拝のためのモスクとしても利用され、内部の絢爛な装飾もみどころです。

シェルドル・メドレセ

シェルドル・メドレセ(撮影:ユーラシア旅行社)

レギスタン広場の向かって右側に位置するシェルドル・メドレセは、ファサードの上部にイスラム教では御法度の人や動物の偶像が描かれている為、世界的に著名な建築です。1619年に建造した際、時の為政者が自身の権力を誇張する為にあえて教義を犯した装飾を用いたと言われています。

シャーヒ・ジンダ廟群

シャーヒ・ジンタ廟群の入口(撮影:ユーラシア旅行社)

サマルカンドの北東部、アフラシャブの丘の近くに位置するのが、シャーヒ・ジンタ廟群。ここは9世紀以来、ずっと続く墓地で時代ごとに墓や廟が増え続けて今日に至っています。こちらの建築にもサマルカンドブルーがふんだんに用いられ、幾何学文様も美しく、サマルカンドの見逃せない絶景スポットとなっています。

シャーヒ・ジンタ廟群(撮影:ユーラシア旅行社)

グル・エミル廟

グル・エミル廟(撮影:ユーラシア旅行社)
グル・エミル廟の内部(撮影:ユーラシア旅行社)

サマルカンド南部に位置するグル・エミルは、サマルカンドの栄華を創り上げた英雄ティムールの墓。1403年に建造され、ティムール、そしてその子や孫達もここに葬られ、ティムール一族の多くが永眠している場所です。ドームや装飾等の建築も高く評価され、ティムールの子孫達がインドに築いたムガール帝国を代表する建築タージマハールにも影響を与えたと言われています。

アフラシャブの丘

アフラシャブの丘(撮影:ユーラシア旅行社)
アフラシャブの丘(撮影:ユーラシア旅行社)

古代サマルカンドが位置していたアフラシャブの丘は現在のサマルカンド北東部にひっそりと廃墟のまま佇んでいます。13世紀のモンゴル軍来襲時に徹底的に破壊されたために街の基部しか見えませんが、考古学博物館が併設されており、かつての街の姿や貴重なソグド人の壁画を見学する事ができます。

ウルグベクの天文台

ウルグベクの天文台(撮影:ユーラシア旅行社)

ティムールの孫で時の為政者ウルグベクが本格的に建設した天文台。天文学や数学にも精通していたウルグベクは国内外の研究者をここに集め、世界最先端の研究施設に育てました。研究成果は後のヨーロッパにも影響を与え、ウルグベクの名は学者として世界的に知られています。当時太陽の位置を測定していた装置も残っています。

ショブバザール

広大なショブバザール(撮影:ユーラシア旅行社)
様々な食品やスパイスが並びます。(撮影:ユーラシア旅行社)

かつてシルクロードの商人たちが行き交ったサマルカンド。その伝統を引き継いでいる場所がバザール(=市場)です。ショブバザールはサマルカンド最大のバザールで、カウンターに所狭しと商品が並び、いつも活気に溢れています。農産品から肉や魚、香辛料に始まり、電化製品、服、日常品等あらゆるものが揃う場所です。

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